第9章 〜心臓の音とクリスマスと〜
大広間…
ハマ「#NAME1#…どうしたのかしら?」
ハ「」トントントントン
ロ「…」
ハ「」トトトトトトトトン
ロ「……」
ハ「」トトトトトトトトトトト
ロ「ねぇハリー。#NAME1#が心配なのはわかるけど貧乏ゆすりやめろよ。チェスの駒が揺れるよ」
『はぁ…お待たせ…』
ハ「#NAME1#!」
ロ「だめだハリー。#NAME1#病だ」
ハマ「#NAME1#!どうしたの?ってあら?貴方、帰る準備は?」
『それがね。今年は家に帰れないって急に言われて…それで詳しくは手紙読めって』
ハ「じゃあ今年クリスマス一緒なんだ!」
ロ「じゃあその手紙早く読んで見たら?」
『そうね』
私は手紙の封を開けると…
ぱふん!
ハ「?!」
ハマ「#NAME1#?!」
ロ「なんだこれ?!」
開けた瞬間、私は水色の煙に包まれた。
『げほっげほ…なんか起きた?!』
ハ「い、いや…僕は何も。#NAME1#には害はない?」
『私は大丈夫。これ、なんなのかしら?』
ロ「びっくりさせたかったんじゃないか?」
ハマ「いけない!汽車がなくなる!それじゃあね!!」
いきなり帰った…
ハ「なんて書いてあるの?」
『あ、そうだった。えっと何々?
[愛する#NAME1#へ
やぁ#NAME1#、久しぶりだな。元気にしてたか?父さんと母さんは元気だぞ。もう毎日がラブラブで…
『………』
…ホグワーツは楽しいか?お前はもうホグワーツの1年生だ。だからそろそろ#NAME1#に言わなければいけないことがある。
それはだな、いきなりだが、お前は本当は"2:8の割合で猫化がしづらい体質"なんだ
今までお前が猫化していたのはお前の魔力を抑えるためだったんだ。だから父さんや母さんがミリア家の能力を使って魔力を抑えてたんだ。
お前はとてつもない魔力を秘めている。でも、それはまだ今言うべきでは無いからその事についてはまた手紙を送るよ。ヒントを与えるとすれば…そうだな。美しい人魚姫…か?
それと、さっきの煙は魔力を抑える猫化を解除するためのものだから安心しなさい。だからあまり猫化はしないと思うけど魔力を使い過ぎて倒れないようにな?
ボーイフレンドが出来たら紹介しなさいねby.お母さん
父、母より]
…ですって』
しばらく無言が続いた…