第7章 〜やっぱり一番!〜
授業が終わった後、私とハーマイオニーは中庭みたいな所を歩いていた。
その前ではハリーとロンとすすだらけのシェイマスが歩いていた。
ロ「[いい?レヴィオ~サよ。貴方のはレヴィオサ~]嫌味な奴、全く。だから友達が居ないんだよ」
!?
ハマ「!!グスッ、うっ、ヒクッ」
ハーマイオニーにも今の会話が聞こえてしまったようだった。
『ハーマイオニー!』
ハ「聞こえたみたい…」
ロン、いくらなんでも言い過ぎでしょ…?
『…ロン』
ロ「な、なんだい?#NAME1#
パシン!!
…え?」
中庭に乾いた音が響いた。
それと同時に騒がしかった中庭がシン…と静かになった。
『ロン…貴方には見損なったわ。ハーマイオニーに友達が居ない?ふざけないで』
ロ「#NAME1#?あの、それは
『うるさい!黙れ!!』
自分でも驚くくらい低くて大きい声が出たと思う。
『ハーマイオニーにはちゃんと友達はいるわ。私がハーマイオニーの友達なんだから!この私がハーマイオニーの親友なんだから!!貴方だってそうなんじゃないの?!ハーマイオニーの友達なんじゃないの?!かたちだけだったの?!ねぇ!』
私はロンに掴みかかろうとしたらハリーにそれを止められた。
ハ「#NAME1#!落ち着いて!!そんなことやめるんだ!」
『離してハリー!落ち着いてなんかいられないわ!!
ハリー、貴方にもだし、ロンにもこの際だから言わせてもらうけど、ドラコの時も言ったけど、私は友達をバカにされるのは本当に嫌なの!
ロン、貴方の時だって、私は苦しいほど傷ついたのよ?なのに、貴方って人は…!私の親友をバカにしたのよ!?
私、友達をバカにする貴方みたいな人は大っっ嫌いなんだから!!』
~ハリーside~
#NAME1#が本気で怒ってる。#NAME1#は普段友達には手をあげるなんてことはしないのに。ましてや親友を。
僕が止めてもダメだった…
#NAME1#がこんなにも怒ってるのかは、過去に大切な親友に嫌われたって言っていた。だから私は親友を大切にするんだって。
僕ら4人はいつも一緒で親友も同然、いや、もう親友だったのに。#NAME1#はブチギレてしまった。
当の本人は
ロ「どうしよう…僕…僕…」
呆然としてるのに
僕はなにが出来るんだろう…