第7章 〜やっぱり一番!〜
クィディッチの練習中
オ「クィディッチのルールは簡単だ。1チーム7人。チェイサー3人、ビーター2人。後、キーパーとシーカー。君だ。」
ハ「うん」
オ「それと、今年はマネージャー兼補欠選手。#NAME1#、君もだよ」
『はい!』
ガチャン
一番大きなボールを取り出したオリバーはハリーに手渡した
オ「ボールは3種類。このボールがクアッフル。チェイサーは、このクアッフルを持ち、あの3つの輪のどれかにゴールする。キーパーは、僕だ。ゴールを守る」
『へー。オリバーなら安心してゴールを任せられるね!頼り甲斐があるもん!』
オ「そ、そう言ってくれると嬉しいよ。え、えと、ここまでいいか?」
ハ「多分」バシッ
少しだけハリーの様子がさっきと違くて、なんか怒ってる…ように見えた
『はい』
ハ「それは何?」
オ「これを持って」
そう言ってオリバーがハリーに手渡したのはバットのようなもの
パチン
ビュン!!
何かを抑えてたやつを取ると、勢い良くその何かが飛び上がった
オ「気をつけろ!来るぞ!」
『ハリー、気をつけて!』
バコン!!
その何かが落ちて来たと思ったら、ハリーは勢い良くそれを打った
『ハリー凄い…!』
オ「おぉ、やるじゃないか」
ハ「そ、そうかな?」
オ「いいビーターになれる」
するとさっき打ったそれが勢い良く戻ってきた
『きゃっ!』
私とハリーは急いでしゃがんだけど、オリバーはその何かを受け止めてキャッチした
オ「ゔっ!」
カチャ
ハ「なんだったの?」
『大丈夫ですか…?』
オ「あぁ。大丈夫さ。これはブラッジャー。暴れ玉だよ。ハリー、君はシーカーだから、」
ハ「??」
『??』
パカッ
中から出したのは金色の小さな綺麗なボール
オ「このボールだけ心配していればいい。これだ。金のスニッチ」
ハ「綺麗だね」
『うん!』
オ「見かけはな。だけど、そいつはとにかく早くて見つかりやしない」
ハ「これを、どうするの?」
オ「捕まえろ」
『敵のシーカーよりも先に?』
オ「そうだ。掴んだら、ゲーム終了!君が取れば、こっちの勝ちだ!」
ハリーがスニッチを手のひらに置くと、スニッチは羽を広げて綺麗に飛びだした
ハ・貴「『わぁぁ…』」