第4章 〜君がいてくれて〜
ド「本当なんだな。あのハリー・ポッターがホグワーツに来るっていう汽車で聞いた噂は。僕の名前はマルフォイ。ドラコ・マルフォイだ。」
ロ「ブッ」
ロン?!
ド「僕の名がおかしいか?君の名は聞くまでもないね。赤毛に、お下がりのローブ。ウィーズリーの家の子だろう。魔法族にも家柄がいいのと悪いのがあるんだ。付き合う友達を選んだほうがいい」
それって、遠回しにロンが悪く言われてるんじゃ…?
ド「そこの君。名前は?」
『ふぇ?わ、私?!』
ド「そ、そうだ、君だ。よかったら友達になってくれ」
なにそれ…
『随分自分勝手なのね』
ハ「#NAME1#?」
『ロンの事を遠回しに悪く言ったり。挙げ句の果てに私と友達になろうなんて。
私は別に構わないけど、自分の大切な友達がバカにされるのは凄く嫌なの。そんなこと言う人は大っ嫌い!』
ド「えっ…!」
そういったら、マルフォイ君はあからさまにガックリしていた。
ハ「僕もいい。友達なら自分で選べる」
マ「準備が出来ました。来なさい」
そしてついに自分の寮が決まる時…
マ「ハリー・ポッター」
ザワザワ
すごいザワザワしてるな…
帽子「___グリフィンドール!」
ハリーはグリフィンドールか…ハーマイオニーもロンもグリフィンドールだし…私もグリフィンドールがいいな…
マ「#NAME1#・ミリア」
なぜか私の名前が呼ばれた途端、さっきの騒がしさから変わってシンと静まり返った。
そんなに私変かな…
帽子「君は…こればかりはわしは決められん。わしなどが決めてはいかん。さあ、自分で道を切り開くのじゃ」
帽子さんどうしたのかな?
『なら私、グリフィンドールがいいの』
帽子「そうか。ならば、グリフィンドール!!」
ワァアァ!!
ハ「#NAME1#!」
『ハリー!』ギュ
ハ「ちょ、皆見てるよ?」
『ご、ごめん…いつもの癖で…』
ハ「いいよ。大丈夫」
そういったハリーは少し顔を赤らめて私の頭を撫でてくれた。
『えへへー』
全員((なにこの子可愛い))
フ「やぁ姫、また会ったね」
ジ「グリフィンドール」
フ・ジ「「おめでとう!」」
『フレッドジョージ!ありがとっ!』ギュゥッ
その時背後から黒いオーラを感じました。とっても怖かったです。