第1章 偶然の出会い
Sside
久しぶりにメンバーみんな休みが合ったので、近くのデパートに行くことになった。
相「翔ちゃん―!この格好でバレないかな」
相葉君がサングラスにマスクの状態で寄ってきた。
翔「うーん。バレないだろうけど、逆に目立つかな(笑)
眼鏡の方がいいんじゃない?」
二「あなた、いつもはどうしてるの?」
相「いつもは全然変装してないよ!
でも今日はメンバーとだし、まずいかなって思ってさ」
智「え?!普段そのままなの?!」
相「うん!案外ばれないよー」
潤「俺だったら無理だな(笑)」
翔「松潤は顔が濃いからねぇ―(笑)」
そんなこんなで来た。
途中、俺はちょっと本屋によりたかったので、少し待っていてもらっていた。
翔「あ、どっか見てるんだったら連絡して。
時間もったいないし。」
二「あなたみたいに、時間にきっちりとかじゃないから
待ってるよ(笑)」
本屋に向かう途中
((ガンッ))
何かにぶつかったかと思ったら、中学生くらいの女の子がいた。
翔「ごめんね!大丈夫だった?」
あわてて謝ると、笑顔で返してくれた。
そして俺は重大なことに気が付いた。
彼女が持っていたカバンは、先日行ったライブのバッグ。しかも中に俺らが載っている雑誌まで入っている。
思わず、嵐ファンかと聞いたらあっさり肯定された。
あー、さすがにバレたか(汗)
でも、思いのほかバレていなかったらしい…
「え?!本当に、櫻井翔さんですか?!」
信じられない様子で彼女は聞いてきた。
やべぇ、かわいい…
思わず、メンバーにも紹介したくなって連れ出してしまった。