第3章 告白する勇気がないだけです！

宏「…なぁ。」

舞「……………。」

宏「なんで、怒ってるんだ？」

舞「怒ってない。」

宏「怒ってるじゃん。」

舞「怒ってない！！」

宏(俺何かしたかなー…)

舞「………ねぇ、まだわかんない？」

宏「だから、なにが？全然わかんないんだよ。」

舞「はぁぁ…、あんた疲れるわ…。あのね、こっちはね、今の状態で二人きりになると緊張するの。」

舞「いきなり、2ヶ月後に告白するって言われて訳わかんないし。」

舞「私はこの2ヶ月、どう過ごせばいいか考えて発言しましたかー？」

宏「全然、考えてなかった！！」

舞「おい、はっきり言いやがったな！」

舞「ってか、何で2ヶ月後なの？」

宏「え、お前誕生日じゃん。」

舞「…あ、ほんとだ。」

宏「それに合わして告白しようと思ったんだぜ？」

舞「そういうこと、だったんだ…。」

舞(ちょっと見直した…)

宏「でも、もう言っちゃった気がする雰囲気なんだけど。」

舞「言っちゃえば？」

宏「え、え？え！」

宏「今は無理だって！だってまだ心の準備が！」

舞「それ、こっちのセリフ！」

宏「そ、そか。

舞、おr…

尚・杏「ただいまー！！」

宏・舞「…………………………。」

尚「あれ？お邪魔でした？」

杏「ねーねー、何してたの？」

宏・舞「あーーーーー、なんか恥ずかしいーー！！」

今日は失敗、だったんだな。お疲れさん！