第2章 全ての始まりの2歩
〜一方その頃〜
アリババは走馬灯の様なものを見ていた
(あー
へこへこするばっかで
結局、何も成せないまま…
やだなぁ俺…
本当にネズミの価値のまま死ぬのは…)
「あきらめないでよ、おにいさん!」
ゴン
ゴゴゴ………
ゴゴゴ…………
ゴォオオオッ
アリ「!!」
アリババが上を見上げるとそこには
ばっさ
ばっさ
ばっさ
ゴォオオオッ
「飛んでるーーーっ!!??」
布の上に沢山の酒をのせ飛んでる少年
アラ「おにいさんうそついたの?」
アラ『お金でもお酒でも買えないもの、
もっと僕に教えてよ!』
〜とばします〜