第4章 光と影と黄瀬くん
~放課後~
あーーーーーーーーー!!!!!!!!!!(怒)
何なのよッ!!!
朝にもこんなことあった気がするよ~!!
先生は私を何だと思ってんだ(怒)
そんなこんなで、体育館に着く。
すると、ちょうどリコ先輩が集合をかけたとこだった。
『リコ先輩!スイマセン…。』
リコ「ちょうどはじまるとこだったから。」
そう言って話を再開する。
やっぱりリコ先輩は、優しい♪
ーーーーーーーーーー
「「海静高校と練習試合!?」」
リコ「っそ!相手にとって不足なし!一年生もガンガン使ってくわよ!」
日「不足どころかスゲエ格上じゃねーか…。」
確かに海常は、強い。
さらに、今年は…
日「それより、カントク。帰ってきたとき言ってたアレ、まじ?」
リ「もちろん!海常は今年「キセキの世代」の一人、黄瀬涼太を獲得したトコよ。」
ざわつく体育館。
黄瀬がモデルもしているという話になったらしく、男たちの醜い会話が耳に入ってくる。
リ「……!?ちょ…え?」
突然驚きだすリコ先輩。
リ「何!?なんでこんなギャラリーできてんの!?」
気が付くと大勢の女の子たち。
まさか…
??「あーもー……こんなつもりじゃなかったんだけど…」
やっぱり。
黒「…お久しぶりです。」
『久しぶり、黄瀬くん。』
黄「スイマセンマジであの…え~と…、てゆーか5分待ってもらっていいスか?」
リ「…なっ、なんでここに?!」
黄「いやー次の相手誠凛って聞いて、時雨っちと黒子っちが入ったの思い出したんで。」
そう言うと黄瀬くんは、私の方へ向かって来た。
黄「会いたかったッス。マイプリンセス♪」
私の手をとり甲にキスを落とす。
『き、き、き、黄瀬くんッ?????!!!!!』
いきなりの行為に声が裏返る。
黄「ふふ…照れてるんスか?可愛いッスね♪」
なんてからかってくるから、顔が赤くなってしまう。
『黄瀬くんがいきなりしてくるからだよ!!恥ずかしいからね?』
黒「黄瀬くん、そろそろ凛音さんをはなしてください。で、何のようですか?」
黒子くん…ありがと~