• テキストサイズ

黒子のバスケ 

第4章 光と影と黄瀬くん


もーうっ!

先生ったら、ホントに人使い荒いんだから!!

一人でブツブツ言いながら朝練へと向かう。

«ガラッ»

『遅れてスイマセン。』

キャプテンの日向先輩に一言行ってから練習に参加する。

日「おー。そういえば、カントク見てねーか?」

『あー、本当だいないですねー…。』

いくら見回しても姿を捉えることは出来なかった。

日「おい、一年、カントクどした?練習試合申し込みに行くとか言ってたけど。」

部員「さっき戻ったスよ。なんかスキップしてたし、オッケーだったみたいスね。」

その一言で日向先輩の顔色が変わった。

日「スキップして!?オイ、全員覚悟しとけ。アイツがスキップしてるってことは…次の試合相手そーとーヤベーぞ。」

すると何処からか、鼻唄が…

黒「あ、カントク…。」

鼻唄の正体は、リコ先輩だった。

リ「ただいまー!!ごめん、すぐ着替えてくるね!!…あとね」

意味深な間をあける。

リ「「キセキの世代」いるとこと試合組んじゃったっ…♪」

部員たちの顔が真っ青になる。

黒子くんは、いつものポーカーフェイスがすこし崩れていた。



/ 26ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp