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黒子のバスケ 

第4章 光と影と黄瀬くん


黒「…あと、困ったことになりました。」
火「ホントだよ……、ああ?!何?!」
黒「いきなり約束を果たせそうにないです。」
『何の約束?』
黒「火神君と約束したんです。「キセキの世代」を倒して日 本一になる、と。」
火「んで?何でだよ?」
大我が当然の疑問を口にする。
黒「なんかあれから、屋上厳戒態勢しかれたらしくて、入 できなかったらどうしましょう。」
火&凛「それは、ねーだろ\ないでしょ。」
火「……それより一つ気になってたんだけど、そもそもお前 も幻の6人目なんて言われるぐらいだろ?なんで他の5人み てーに名の知れた強豪校に行かねーんだ。お前がバスケや るのには…なんか理由あんじゃねーのか?」
黒「……ボクがいた中学校はバスケ強かったんですけど」
火「知ってるよ!」
黒「そこには唯一無二の基本理念がありました。それは…」
『勝つことが全て』
黒「……!!!!!!!!」
『そのために必要だったのは、チームワークとかじゃなくて ただ、「キセキの世代」が圧倒的個人技を行使するだけの バスケット。それが、最強だった…。けど…もうそこに  「チーム」はなかった。』
黒「はい…。5人は肯定してたけどボクには…何か大切なもの が欠落してる気がしたんです。」
火「…で、なんだよ?そうじゃない…オマエのバスケで、「キセキの世代」倒しでもすんのか?」
黒「そう思ってたんですけど…」
火「マジかよ?!」
黒「それよりこの学校でボクは…キミと先輩の言葉にシビれ た。今ボクがバスケをやる一番の理由は…キミと凛音さん とこのチームを日本一にしたいからです。」
黒子くん…。
火「相変わらずよくそんな恥ずかしいセリフばっか言えん  な!てか、どっちにしろ「キセキの世代」は全員ぶっ倒す しな!「したい」じゃねーよ。日本一にすんだよ!」
『だね!仕方ないからソレ、手伝ってあげる♪』
黒子くんの新しい光も見つかったみたいだし。
良かったね、黒子くん…。
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