第3章 バスケ部
リ「へ〜、とりあえず一年は全部視たし、そのデータ、教えてくれない?」
『はい。そこのメガネの先輩は身長178cm、体重68kgでドリブル強化の必要があります。3Pだけじゃ、きつい部分もあるんで。それで、髪の毛サラサラの先輩は身長174cm、体重64kgでダジャレすきですよね?それと、鷲の目(イーグルアイ)を持っている。ニャンコ口の先輩は身長170cm、体重67kgで…器用貧乏さんですね。ゴール下が得意…。シュート範囲は広いが成功率はそこそこ…。クールで無口な先輩は身長186cm、78kg。縁の下の力持ちってとこですか…。シュートなにか身につけて下さい。そうですね…フックシュートなんて良いと思います。優しそうなその先輩は身長176cm、体重70kg…、リバウンドが得意…。がっしりとした体格で誠凛にとっては柔軟剤の様な存在。』
辺りはしーんとなる。
リ「す…スゴい…。」 先輩(あだ名ヒドイッ‼) 「可愛くて、情報吸収力もピカイチとか…」
「やば…、凄すぎ…」
リコ先輩は、ハッとした様に
「あっ、火神くん!火神くんを視てなかったわ‼」
火「…なんだよ?」
リ(〜〜〜〜〜なっ、何コレ⁉すべての数値がズバ抜けてる…。こんなの高1男子の数値じゃない‼)
リコ先輩が驚くのもムリはない。
火神くんは、キセキの世代と同じくらいの才能を秘めてる。
でも、発展途上。 日「カントク!いつまでボーッとしてんだよ!」