第1章 ハジマリ
え、うそ。
今日入学式だっけ!?
「潤くん、今何時?」
恐る恐る聞いてみる
潤「8時20分」
簡潔に、そして冷静に言った潤くんとは裏腹に
わたしは
「うそでしょ!?潤くんなんでもっと早く起こしてくれなかったの!」
焦っていた。
なぜなら、入学式は8時40分からだから。
潤「起こしてやっただけありがたいと思え。それに自分で起きれなかったお前が悪いんだろ」
「うっ…」
正論です…
潤「あ、俺先行くから。しょっぱなから遅刻は御免だからな」
「えっ、ちょっ」
バタン
言い終わる前に扉が閉まって、
「ハァ…」
思わずため息が漏れた。