第1章 黒子テツヤ 【一つになりましょう】
黒子side
僕には、2カ月前から彼女がいます
とても可愛いく素直な子です、だけど僕はなかなか一歩を踏み出せないでいます、それはエッチのことです、手を繋ぐことやキスまでは2カ月かけて頑張ったんですがなかなか次に進めません、 僕も健全な男子高校生ですから彼女と一つになりたいそんな欲求が出てきます。
彼女とはほぼ毎日のように一緒にいるので誘うタイミングは、ありますがなかなかそううまくいけません。
昨日もマジバに寄った帰りに家に誘おうとしましたが緊張してうまく言葉にならずにそのまま帰ってしまいました。
ですが今日こそは絶対に春さんを誘ってみようかと思います!
春さんとは毎日校門で待ち合わせしています。 バスケットボールの練習で毎日暗くなるまで練習するので先に帰って置くようにと言っておくんですが、春さんはそれでも僕を待っていてくれます。
今日はいつもより練習が早く終わりました、春さんに少しでも早く会いたいという気持ちから、自然と早足になってしまいます。
いつも通り校門に春さんがいました、近くまで寄って声をかけると春さんも僕に気づいたようで、
「お疲れ様!黒子くん」 笑顔で言いながらタオルを渡してくれます。それだけでも僕は疲れがどこかに飛んで行ってしまいそうです。