第2章 黄瀬涼太 【俺だけをみていて】
今日は昼休みまでは、春っちは、誰にも男子には喋らなかったり、告白されなかったッス!
だけど問題は昼休み!あと少しで授業が終わるッス
「起立!礼」
今日の日直が言うと他のクラスから続々と人が集まってきたッス!
俺のファンとか春っちの友達とか
その中で聞こえたのが、
「春〜隣のクラスの山口くんが今から屋上きてだって!」
「はーい今行くね!」
ブチッ
フツフツと怒りが湧いてきたッス
ファンの子たちを払いのけて俺も屋上に向う、その途中で春っちを見つけて手を抑えたッス!
「えっ!涼太?何してるの?」
「春っちこそ何してんスか」
「隣のクラスの山口くんに呼ばれたから」
「それが告白って分かってんスか?」
少し強めに言うと春っちが驚いた様子で目を開きました、おそらく今、告白と気づいたんス!
俺は春っちの手を引いて理科準備室と書いてあった部屋に入る、そして春っちを無理矢理部屋に入れカギをかける。