第9章 花火大会【土方十四郎】
土「ふっ。イッたか。」
凛「ん…ふぁ…はぁ…」
絶頂を迎えて小刻みに震えながらも、余韻に浸って少し頭がボーッとしている。
土「だが俺がまだだ。」
凛「え?」
土「付き合ってもらう…ぜっ!」
凛「んああああ!」
既に限界まで反り勃ったモノを一気に凛の中に沈めた。
凛「あ、や…い、今イッたばか……あぁ…」
余韻冷めきらぬまま再び訪れた快感に、凛はただ体を震わせるしかなかった。
土「くっ…相変わらず…すごい締め付けだな。」
土方はすぐに腰を動かさず、凛の前髪を撫でて目尻に溜まった凛の涙を指で拭った。
土「ったくよ…」
凛「え?」
土「可愛いんだよ、てめえは。オシャレもいいが…あんま人目に晒してくれるな。」
凛は熱を帯びた目のまま土方を見上げる。
土「色っぽい格好は、俺の前だけにしろ。」
凛「…土方さんっ!」
凛は愛しさのあまり土方に抱きついた。