第7章 文化祭【坂田銀八】
しばらくはそのままの体勢でキスをしていたが…
━ コンコン… ━
銀・凛「「!?」」
誰かが国語資料室を訪ねてきた。
生徒「銀八先生ー?言われてた文化祭アンケート持ってきましたよー?」
どうやら生徒が提出するプリントを持ってきたらしい。
青ざめる凛をよそに、銀八はニヤリと笑った。
銀「凛、声、出すなよ?」
凛「え?」
耳元でそう囁いたかと思うと、いきなり腰を動かし始めた。
凛「はぅ…っんんん!!」
凛は思わず声が出そうになったが、慌てて手で口を塞いで防ぐ。
━ ガチャガチャガチャ… ━
生徒「あれ、鍵閉まってる。先生ー?ご不在ですかー?」
外の生徒は一向に立ち去る気配を見せない。
銀「…んっ…くっ…なんだ…このっ…状況にっ…興奮っ…してんのかっ…お前っ…」
凛は奥を突かれながら、口を押さえたままブンブンと首を振る。