第7章 文化祭【坂田銀八】
銀「一ノ瀬さ、俺の事好きだろ。」
銀八はカップをソファの前の机に置きながらそう言った。
凛「え!?ちょ、何言ってんですか!!」
銀「バレバレだっつーの(笑)」
凛「いや、違いますよ!ひ、百歩譲ってそうだとしてもですよ…」
銀「いいよ、付き合おうか、俺たち。」
凛「教師と生徒ってのは……え?」
銀「だから、付き合おうか、って。」
凛「え…」
ポカンとした表情のままの凛。
その姿に銀八はニヤリとして、再びキスをしようと顔を近づけた。
だが、すんでの所で凛の手でキスを阻まれた。
銀「え。キスさせてくんないの?」
凛「…先生は…ただ…遊びたいだけなんですか…?…」
銀「ん?なんて?」
凛が少し俯いているのを見て、銀八は首を傾げた。