• テキストサイズ

【銀魂】春夏秋冬【裏・短編集】

第29章 反乱【阿伏兎】




団長が言っていたのはあながちハズレでは無く、この星の住人はとても弱かった。

そのおかげか、俺らは早く戻る事が出来た。



「ったく…俺もいい人になったもんだな。夜兎がウ○コ座りして草むしってるとか、面白すぎんだろ……」



若干自棄になりながら、俺は頼まれた草を入れた袋を持って凛の部屋に入った。



「おい、採ってきたぞ。ほら。」



そしてその袋を凛が座る机にドサリと置く。



「あら、ありがと。」

「草つみくれえ自分でし……ん?お前…それ……」



凛が今顕微鏡で見ているその植物。



「これ?アホウブワァカ草だけど?」



今こそ俺が採ってきたものだった。
/ 406ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp