• テキストサイズ

【銀魂】春夏秋冬【裏・短編集】

第27章 お化け屋敷【沖田総悟】




「沖田さんっ!あれに乗りましょ!!」

「一人で行きゃい…」

「ほら!モタモタしてないで!!」



向かった先はジェットコースター。



「沖田さん!次はあれです!!」

「俺はそこで休…」

「空いてる!ラッキー!!」



向かった先は上から落下するアレ。



「あれまだ乗ってない!」

「だから俺は…」

「あーっ!閉めないで!!二人乗りまーすっ!!」



今度は左右にゴンドラが揺れるやつ。



「ベーシックなコーヒーカップも乗らなきゃ!!」

「………………。」

「回して回しまくるぞーっ!!」


凛は沖田を引きずりまわし、一人キャイキャイと遊園地を楽しんでいた。



「………絶叫系を恐がらないとか…つまんないでさぁ。」



普段ならあまり出さない疲れた表情を見せながら、沖田はそう呟いた。



「ん?何か言いました?」

「………いや、何でも。」

「そうですか……あ!次、あれ!!」



またしても絶叫マシーンに向かう凛に、沖田は呆れながらも、周りに見えない程度に苦笑をこぼした。
/ 406ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp