第20章 入学式【沖田総悟】
最初に申し上げておきます。
今回は3年じゃなくて1年設定です。
今日は銀魂高校の入学式。
そして今は入学式、新入生代表の挨拶。
どうやって決まったかは置いといて…その挨拶は凛だった。
凛は沖田総悟の幼馴染みであり、恋人でもあった。
凛が壇上で校長の方を向いて挨拶をしているのを、沖田は下から見ていた。
「(スカート短ぇ…いや、ギリギリ下着見えねえんだけど。)」
眠たい式の中、ボーッとそんな事を考えていた時に周りの男の話が聞こえた。
「あの子、かわいくね?」
ざまーみろ
「てか足綺麗。」
どこ見てやがるコラ
「絶対領域神」
殺す
一応凛は俺の物だ。
いくら沖田と言えども、彼女をそういう目で見られるのは我慢ならないようだ。
「(こりゃ…お仕置きが必要ですねぃ…)」
それから式が終わるまでずっと、沖田の顔には黒い笑みが貼り付いていた。