第12章 初雪【神威】
「う…あ……痛…」
「んー…流石にいきなり二本は痛かった?でも血も出てないし、これくらいがむしろドキドキしない?」
「そんなわけな……あうぅ…」
凛の秘部の濡れ具合は決して充分とは言えない。
だが容赦なく中を進む指に少しの異物感や快感を与えられ、体も反射的に蜜を出す。
「ほら、もうこんなに湿ってきた。悪いハズがないんだよ。」
神威は力づくで凛の足を開いて自分の体を間に滑り込ませる。
そして指の抜き差しするスピードを速めた。
「んんんん!!」
凛は、屈辱と羞恥と快感のあまり涙を流しながら唇を噛んだ。
「何で泣くの?気持ちいいんでしょ?素直に俺に身を任せなよ。もう俺のものなんだし。」
凛は涙目で神威をキッと睨み付けた。
「…私は…屈しない!」
「ん?」
「女を…物のように扱うヤツなんかに……私は、絶対屈しないっ!!」
「…ふふ…ホント面白いね。大概の女性はこれで完全に落ちるのに。」
そして神威は動かしていた指をゆっくりと抜き、凛の耳元に唇を寄せる。
「そんな可愛い君は特別……優しく可愛がってあげる。」