第11章 誕生日(冬ver.)【坂田銀時】
流れるような手つきで凛の下着をスルリと脱がした。
「んっ…」
恥ずかしいけれど、下半身をお互いにコタツの中に入れたままなので秘部を見られてはいない。
それがなんとか凛の意識を正常に保っていた。
だがそれも銀時の次の一言で吹っ飛ぶ。
「すげえ…濡れてる。」
「ひぁっ…」
割れ目をそっと撫でただけなのに、銀時の指は凛の蜜でヌルリと濡れた。
「もしかして、期待してた?」
「そんなわけ無…」
「素直になれって。」
クスリと意地悪く笑って、指を一本ツプリと蜜壺に入れる。
「んんっ…」
「…狭いな。」
予想以上の締め付けに若干驚いた。
自分の肉棒を受け入れるにはまだまだ時間が必要のようだ。
徐々に硬くなる自分の息子を「焦るな」と必死に牽制しつつ、探るように凛のナカを撫でる。
「痛くないか?」
「痛くは、ないです。でも…違和感が…」
「もしかして、お前、処女?」
「…そうですよ…め、面倒臭いですか……?」
確かに、処女は面倒臭いという話はたまに聞く。
だが銀時の心は喜びで満たされていた。
「逆だよ。お前が初めて感じる快感を、俺が与えられる事が嬉しくてたまらない。」
与える事が嬉しい
それは本物の愛である証だ。