第10章 花火大会【沖田総悟】
沖田はされるがまま、凛をそっと抱き返した。
沖「どうしたんでぃ。らしくない。」
凛「…怖かった……けど、もう大丈夫です。やっぱり…沖田さんが一番安心する。」
凛は穏やかな笑みを浮かべた。
愛する人の感触は、さっきまでの恐怖をもう払拭してくれている。
沖「(……こいつ…。)」
さすがの沖田も、純真無垢な彼女の顔にときめかずにはいられなかった。
沖「(…浴衣はだけさせたまま何て顔しやがる…)」
加えてムラムラせずにもいられなかった。
だが
― ピュー……ドーーン! ―
凛「あ、花火。」
花火の打ち上げが始まった。
凛「戻りましょうか……って、沖田さんんんん!?」
だが、沖田は無言のまま凛の浴衣をめくった。
沖「煽ったのはあんたでさあ。責任とってくだせぇ。」
凛「そんな…さっきあんな事があったのに…って!あんっ!!」
沖田は凛の秘部に容赦なく指を突っ込んだ。
そして耳元で囁く。
沖「でも、俺だから怖くないだろ。」