第1章 素直になれずに(ディアッカ×ミリアリア)
「ん?」
アスランは不思議そうにディアッカを見る。
「アスランは、その…、オーブのお姫様とは、最近どうなんだ?うまくいっているのか?」
「な、なんだよ、急にっ」
意外な問いにアスランの顔が瞬時に赤くなった。
「あ、いや、ふと気になって、さ。」
急に変なことを聞くなと思いながらも、アスランはしぶしぶ答えた。
「どうって..、最近は、会っていない。」
「会ってないって、」
「お互い忙しくてな。」
アスランはふと視線を落とす。
「さみしくないのか?」
「寂しくないと言えば嘘になるが..。」
でも、とアスランは続けた。