第24章 ゴンとヒソカと決戦当日
その瞬間、
ぐいんっ!!!
ヒソカは思いっきりゴンを引き寄せた。
「っ!?うあぁぁあ!!!」
『ああー!!?ゴン選手がヒソカ選手に引き寄せられるー!!?』
ドゴッ!!!
そしてゴンはあっけなくヒソカに殴られる。
「クリティカル&ダウン!!プラス3ポイント、ヒソカ!!6対2!!」
『ヒソカ選手会心の右ストレート!!ゴン選手ダウーン!!!』
うわぁ!ヒソカに3ポイントも入っちゃったよ!!
一気に大差が!!
「これ"伸縮自在の愛(バンジーガム)"って言うんだ◆よく伸び、よく縮む、つけるもはがすも僕の意志◆」
へぇ~…あれってバンジーガムって言うんだ…へぇ~…………………じゃない!!
「ちょ、強く殴りすぎだろヒソカァァア!!!アザになったらどーすんの死ね!!」
「落ち着け」
いや落ち着けと言われても!!
落ち着けと言われても!!!(2回目)
私が散々くらってきたあの念がゴンにも被害与えてるとか、そんなんで落ち着けと言われても!!!(3回目)
そんななか、審判がゴンに話しかける。
「やれるか?」
「もちろん!」
ゴンは立ち上がる……けど、
あぁゴン!!立ち上がってもフラフラしてるよ!!
うわぁマジでヒソカに殺意!!!!
するとヒソカは動きを止めて、
「さて、ここで問題◆当たればタダで一発殴らせてあげよう◆」
なんて言い出した。
「僕はいつキミのほっぺにバンジーガムをつけたでしょう?①ひじ鉄のとき②クリーンヒットのとき③クリティカルのとき◆」
こんなときにクイズ大会かよ!!
って思うけど、これってヒソカを殴れるチャンスなんじゃ……