第17章 念と洗礼と200階突入!
3人そろってエレベーターを降りる。
すると、
「………!!!?」
受付までの通路を通ろうとしたとき、奥から嫌な気配を感じた。
「何!?この空気……!!……なんかキモい!」
「「……………」」
「スルーかよ!」
ひどいな二人そろって!
…てゆーか、この空気…前にも感じたことがあるような…
「行くぜ、行ってやる!」
キルアがやっと声を出して、前に進み始めた。
ゴンと私もそれに続く。
しかし
「くっ!!」
オーラはさらに大きくなるばかり。
「これは殺気だよ!完全にオレ達に向けられてる!」
知ってる!知ってるよゴン!!
「おい!!一体誰だ!?そこにいるやつ出てこいよ!!」
おいィィィイ!!キルア!!
そんなこと言ったらほんとに出てきちゃうでしょーが!
どうすんだよ!もしゴリラみたいなおっさん出てきたら……
「キルア様とゴン様と様ですね」
全く違う人出てきたァァァァァア!!!
何この人!普通の受付のおねえさんだよ!
3人で驚いてると、おねえさんは普通に説明を始めた。
「今日中に200階クラス参戦の登録を行ってください。今夜の0時を過ぎますと、登録不可能になりますのでご注意下さい」
……??
この殺気、あのおねえさんじゃない……
すると
「!!!おい!」
キルアが何かに気づく。
視線の先を見てみると、おねえさんの後ろからもう一人の影が出てきた。
「!!!」