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大好き☆ハイキュー

第5章 黒尾鉄郎




それからというもの、俺はふらりと彼女のアパートに寄るようになっていた。

貴「いらっしゃ~い」

黒「おじゃましま~す」

彼女が用意してくれた夕食を食べながら今日あったことを話す。他愛のない話でも彼女がいるだけで十分に楽しい。それに料理が抜群にうまい。彼女と暮らすと毎日こんなうまい飯が食えるんだなぁと想像する。

食後二人でソファーでくつろぐ。俺は彼女の膝の上に頭を乗せテレビを見る。

貴「鉄朗君、今日あまえたさんだね」

黒「うん、つばささんの膝枕最高」

貴「それはどうも」(笑)

余りの気持ちよさに、半分目を閉じてウトウトする。

ピンポーン

チャイムが鳴る。

貴「んー、こんな時間に来るなんて誰だろ」

彼女は玄関に出た。そしてドアチェーン越しに会話をしているようだが、様子がおかしい。

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