第3章 東峰 旭 (お誕生日おめでとう記念)
東「とりあえず、準備できたけど・・・つばさ何する気」
貴「ん~~、お礼をしようかと思って・・・二股かけてくれたね」
話によるとこうだ。
研修期間中に同期の男と恋人になったらしいが、配属後本社と支社に別れ遠距離恋愛。その間に男が後輩に手を出し、このたびデキ婚となったらしい。まぁ、よくある話だ。
貴「それにあいつ私のアイディアを自分の物にしてコンペにかけたのよ!許さん!!あんたは、見た目いかついから、一応ボディーガード代わりね。なんかあったら頼むわよ!!」
かくして、立食式の披露宴へと潜入することになった。
新郎はつばさの顔を見るなり真っ青になった。そして二股をかけていたこと、自分のアイディアを盗んだことの証拠を突きつけると、誰も見つからない別室にて土下座をして謝った。
とりあえずつばさも新婦がかわいそうなので今回は表ざたにはしないが、今後何かあったときには、すべてを白日の下にさらすといい会場を後にした。