第3章 東峰 旭 (お誕生日おめでとう記念)
次の日、約束通り校門前でつばさが車で待っていた。しかもなぜか真っ赤なドレスにハイヒール、髪の毛もアップにして、まさに盛装という出で立ちだ。
当然バレー部の皆はびっくりしている
貴「おーい、旭ごめん時間がない急いで」
澤「旭、いつの間にあんな彼女が出来たんだ。ヒゲちょこのくせに」
菅「ちょっと、どういうことだべ!!」
日「すっっごい美人なんですけど!!ほんとに彼女なんですか?!」
西「年上っすか!旭さんかっちょええっす!」
月「明日は槍が降ってくるんじゃないですかね」
皆が騒然とする中、俺は急いで車に乗った。
貴「ごめんね、旭借りていくわ~!」
つばさは残っていた部員に声をかけ、急いで車を走らせた。
15分ほど走り、とあるホテルに着いた。彼女は部屋を予約していたらしい。
東(え、この展開ってなんなんだ??このまま泊まるのか)
俺は困惑した。
貴「さっさとシャワー浴びてこれに着替えて!」
そこにはシャツ、スーツ、ネクタイ、革靴が用意されていた。