第15章 complex (及川 徹)☆
男1「お、可愛い先客発見」
入ってきた男子はニコニコとこちらを見て笑っている
貴「すみません、すぐ出ますから」
男1「いいのいいの、たまには可愛い子の横でご飯食べるのもいいもんだよね!」
男2「お前はいつもだろうが」
貴(あ、もう一人いる)
及「俺は及川徹、こっちは岩泉一。3年だよ。よろしくね」
及川と名乗った男子は、にこやかに私に握手を求めてきた。
貴「は、はぁ、私は1年の・・・」
名前を名乗ろうとしたとき強風が吹き、スカートがまくれ上がってしまった。
貴「きゃぁ!///」
及川さんはヒューと口笛を吹いた。
及「似合ってるよ白色。眠ってる姿といい、さしずめ白猫ちゃんって感じだね」
岩「クソ川、何言ってんだ!///」
岩泉さんは顔を真っ赤にし、及川さんの頭を叩いた。
貴「変態!!」
私は二人の間を走り抜け、教室へと戻った。