第3章 第2章~ここってあの…~
やっと面接が終わり、次はダンステストだ。
やったことはあるが、そこまでうまいとはいえないと思う。
そこにさっき一緒だった飯田さんが来た。
飯「二宮さん。一緒にダンスルームに行きませんか?」
貴「はい。」
わたしと飯田さんは他の人と一緒にダンスルームに行くことになった。
飯「さっきの面接官。すごく怖そうな人たちだったよね。」
A「わたし人の気持ち読めるんだけど・・・」
どうでもいい会話の中から聞こえてきたのは、「田舎者が調子に乗るな」という気持ちだった。
たぶんわたしに向けた気持ちだろう。
小さいころから大人の世界にいたので、なんとなくは気持ちが読める。
さっきの面接官は「こいつは使える」と思っていた。
人というのはそういうものだ。
別に気にすることではない。
A「二宮さんって昔ドラマに出てたんだって?」
貴「はい。嵐の大野さんと一緒に・・・。」
飯「でも、過去なんてどうでもよくない?」
貴「えっ?」
飯「だって、今こんなに田舎者しちゃってるんじゃ意味ないよね?」
貴「はあ・・・。」
都会の人は気持ちを素直に言うのが流行っているのかと思うくらい、心からの嫌がらせだった。
貴「そうですね。いまこんなにぐーたらしていたら意味ないですよね。指導していただきありがとうございます。」
こういう人にはめげないほうがいいんだよね。
飯「ッチ!」
そういって、彼女たちは立ち去っていった。
言葉だけの嫌がらせならどれだけ来てもいい。
物理的な嫌がらせがないのなら・・・