第8章 私が握る手
━ 銀時side ━
テレビを見ている時、新八が声をかけてきた。
新「…銀さん。凛さん遅くないですか?」
銀「う○こでもしてんじゃねーの?」
神「はあ…そんなデリカシー無い事言ってるからフラれるアル。」
銀「いや、まだフラれるてねーし!!」
新「いや、冗談は置いといて、本当に遅くないですか?」
言われてみれば、外に行ったきりもう30分も経つ。
銀「外の空気吸ってんだろ?アカシアの料理にでもありついたんだよ、きっと。」
新「それ別の漫画。それにここはグルメ界じゃないです。」
神「私見てくるネ!!」
様子を見に行こうとしたら神楽に先を越された。
っち…二人きりになれるかと思ったのによ。
もう一度深く座り直した時、神楽が大声で叫んだ。
神「銀ちゃん!!凛ちゃんがどこにもいないネ!!」
銀・新「!?」
新八と顔を見合せ、すぐ玄関へと向かった。