第7章 あなたの想い
子「…お、お金!!持ってきたよ!!…ママを…返して!!」
子供が叫べば、ビルの中から敵が現れた。
一番前の大きな男に、母親らしき人物が捕らえられている。
母「さゆり!!」
子「ママ!!」
母親を捕らえている男の横から、リーダーらしき人物が現れた。
男「よく持ってきたな…ふん、一人か。よし、ここまでそのケースを持ってこい。」
子供はビクビクしながら近寄った。
そして男の前にケースを差し出す。
子「これでいいでしょ!!ママを返して!!」
そして男は、ケースを掴む…と思いきや、子供の腕を掴んだ。
子「!?なに!?」
男「お前、政府のお偉いさんの子供らしいな。この女が吐いたぜ。私の子供は養子であって、実の娘じゃありませんってな。」
凛『なんですって!?』
予想外の展開と、衝撃の事実に凛は驚いた。
男「そうとわかればこの女に用は無ぇ。殺れ。子供は脅迫に使える。」
母「いやあ!!」
母親の叫びと同時に銀時と凛が飛び出した。
凛「きったない手で女を触るんじゃなあああああい!!」
銀「政府の要人のガキなら早く言え!!金は俺のモンだああああああ!!」
新「銀さん!!それじゃ僕らが捕まる!!」
神「なら子供助けた褒賞貰うネ!!」
いきなり出てきた四人に、敵はかなり驚いていた。