第7章 あなたの想い
子供が外から家に戻ると、家は荒らされ、居間に一枚のメモ書きが残されていた。
新「…『母親を返して欲しければ、今夜0時○○に1000万持ってこい。警察に行った場合、母親の命はない。』ですか…」
子「でもあたし…そんなお金どこにあるかもわからないし…ウチはそこまで裕福じゃない…」
銀「んでも、警察には行けねぇから俺らのトコに来たってワケか。」
凛「どうする?銀さん。」
銀「1000万渡せばいいだけの話だろ。」
新「いや、そんな大金どうやって用意するんですか!!しかもそれじゃ奴らの思うツボでしょ!!」
凛「1000万渡して人質が解放された後に叩きのめせばいい。」
神「ついでに1000万もいただきネ。」
新「一番悪いのはあんたらだよ!!」
子「………………。」
この人達に相談して大丈夫だったのかと心配になる子供であった。