第1章 出会い
髪を切り終わって新八は周りを片付けながら銀時に声をかけた。
新「銀さん、終わりましたよ。」
銀「あ、うん。」
いい所なのか、曖昧な返事をしながらジャンプから目を離さない。
神「スッキリしたアルな。」
新八から渡された鏡を覗き、自分の顔を久しぶりにマジマジと見た。
希望通りのショートで、前髪もよい感じ。
頭も軽くなって気分も少し軽くなった。
銀「気に入ったか。」
少女はそう尋ねてきた銀時の方を向いた。
「とても。何から何までありがとう。」
少し微笑み返したが、銀時はなぜかひどく驚いた顔をしていた。