第1章 出会い
少女は あれ? と不思議に思ったが、目の前にお茶が差し出されて銀時から目を離す。
前には神楽と新八が座った。
新「えっと、これから少しあなたの事を尋ねていいですか?」
「え、あ、はい。」
そりゃそうだ。
名乗りもせずにお邪魔するのは失礼だ。
「答えられる事なら何でも。」
この三人を全面的に信頼したわけではなかったが、悪い人達ではない事くらい分かった。
新「まずはこちらから自己紹介しますね。ここは何でも屋です。万事屋銀ちゃんと言います。僕は志村新八。」
神「私は神楽アル!!」
新「あそこに座ってるのが一応社長です。じゃ、早速ですけど、お名前は?」
社長の名前は?と思ったが、そこは後で聞く事にした。
「一ノ瀬凛と言います。」
銀「何っ!?」
名乗った瞬間、(一応)社長が驚いて立ち上がった。
三人は驚いて銀時の方を見た。
銀「お前!黒蝶の凛か!?」
「え!?なんでそれを…」
銀「俺だ。坂田銀時だ。」
凛「え!?銀さん!?」
運命の糸が絡み始める…