第5章 変化
銀「本題入るぞ。」
銀時が吉原を訪れた理由を話始める。
銀「実は、医者を紹介して欲しくてよ。」
凛・月・日「医者?」
凛を含め、三人共聞き返す。
銀「こいつ、ちょっと肌を傷つけててな。自然には治りそうにねぇんだ。」
凛「なっ!?どういう事?」
銀「お妙が言ってたんだよ。女の子だからどうにかしてやれって。」
凛「でも見えない所だし…」
銀「見えねえようにしてんだろ?」
凛「まあ…そうだけど…」
月「地上の医師はあたってみたのか。」
銀「ああ。でもどれもイマイチでな。」
月「ふむ…美しさ命であるこの吉原ならば、その美しさを保つ専門の者がいるのではないか…という事か。」
銀「まあ、そういうこった。」
凛は申し訳なさでいっぱいだったが、自分の肌が綺麗に戻るかもしれないという希望に少し嬉しさも感じていた。
月「………。」
月詠は何やら難しい顔をする。
日「そうね…いるっちゃいるわ。」
月「日輪!?」
どうやら機密事項らしい。