第4章 新たな生活
戻って俺は凛をじっと見つめた。
確かに…パッと見分からねぇが、傷が腕やら脚やら鎖骨あたりやら見え隠れしている。
凛「どうしたの?」
銀「…いや、何でもねえよ。」
近々いい医者を探してみよう。
地上で見つからなければ吉原にでも行ってみよう。
あそこなら女の肌の手入れの為にいい医者がいそうだしな。
そして、凛と神楽を風呂から出るまで、俺はジャンプを読んで待つことにした。
風呂からは凛と神楽の声がキャイキャイ聞こえてくる。
銀「うるさい奴らめ…。」
だが俺は言葉とは裏腹に、凛が心を開きつつある事が嬉しくて笑った。