第4章 新たな生活
お妙の料理を全部捨てるわけにはいかなかったので、味をごまかせるようになるべく濃い味の料理を作った。
私を含め四人は、お妙の味を堪えられるながらなんとか料理を頑張って食した。
堪えられる程にしたって…私凄くない?
と凛は自分で自分を褒めた。
食事の後、五人で楽しく談笑し、しばらくして新八とお妙が帰った。
帰り際、お妙と銀時が何やら話をしていたが、凛は皿洗いで神楽が皿を割らないようにするのを見張っていて話を聞けなかった。
大した事じゃないだろうと気にも留めなかった。
だが、戻ってきた銀時は凛をじっと見つめる。
凛「どうしたの?」
銀「…いや、何でもねえよ。さっさ風呂入って寝るぞ。」
神「アイサー!!凛ちゃん一緒に入るアル!!」
凛「え、いいけど。」
神「ひゃっほい!!」
銀「早く行け。俺も入りてえんだからよ。」
凛は不思議な気持ちのまま神楽と風呂へ向かった。