第4章 新たな生活
凛「お、お妙さん…夕食なら私も手伝いますよ。」
妙「あら、遠慮しないで。今日は凛ちゃんの歓迎の意も込めてるんだから♪」
どこらへんに込められているんだろうか…
凛「あ、そうなんですか!!えと…な、何作っているんですか…?」
妙「得意の卵料理よ!!卵焼きに目玉焼きにスクランブルエッグ…あとサラダ用にゆで卵♪」
凛「た、卵だけじゃ栄養偏っちゃいますよ?」
妙「そうねぇ…じゃあもう数品作ろうかしら。」
居間の方からヒッと声がした。
凛「歓迎されっぱなしは嫌ですよ。あとは私が受け入れてくれた感謝の意味を込めて作ります。…というか作らせてください。」
妙「そう?そう言うならお願いするわ。」
凛「了解です。まかせてください!!」
後ろを見れば三人が涙を流しながら親指を立ててグッジョブの意を伝えている。
凛は思わず笑みがこぼれた。
おかしな人達…