第4章 新たな生活
お妙が、動きやすいだろうしそっちのが若々しく見えるからと、お妙からもらった着物を袋に入れ、買ったばかりの着物に身を包んで銀時達のもとへと行く。
銀時は何やら店主と話をしていた。
神「わあ!!凛ちゃんかわいいアル!!」
新「似合ってますよ。」
凛「ありがとう。」
銀時の方を向けば
銀「まあ…いーんじゃねーの?」
他の言い方はないのか。
だが、ちょっと照れくさそうに言う銀時に凛は満足した。
やはり女として身なりを褒められたら嬉しいものだ。
少しずつ…昔味わった嬉しいという気持ちを思い出していた。
銀「よし。なら店出るぞ。」
店を出る時に目の端に薄桃色の着物がちらりと映ったが、凛はすぐに目をそらした。
銀「他に買うものあるか?」
店を出て銀時が尋ねる
凛「あ…あと一個だけいいかな。」
銀「なんだ。」
凛「…私も武器が欲しい。」
周りが全員驚く。