第4章 新たな生活
とりあえずスーパーなどで日用品を買った後、呉服屋へ向かった。
店の中には色とりどりの着物が並んでいる。
神「うぉぉぉ!!凄いネ!!テンションだだ上がりネ!!」
銀「頼むから店は壊すなよ。」
新「神楽ちゃん!!むやみやたらに触っちゃだめ!!」
万事屋三人を余所にお妙と凛は着物を選ぶ。
妙「どんなのがいいの?」
凛「そうだな…丈が長いとちょっと歩きにくいから…短めのヤツにハイソにしようかと。」
妙「凛ちゃんのスタイルならそれもアリね。じゃあ後は色だわ。」
短い丈を選んだのは、何も歩きにくいからだけではなかった。
お妙には言わなかったが、動きやすさ…もっと言えば、戦いやすさを重視していた。
それ以外は色などどうでも良かった。
…薄桃色以外なら…。
妙「凛ちゃん。この色は?」
お妙が選んだ色は、小豆色、今で言うバーガンディだった。
試着してみれば、サイズも長さもピッタリで値段も良い感じだったのでそれにした。