第3章 仲間入り(銀時side)
その時、凛は見えてないだろうが、カーブミラーに車が真っ直ぐこちらに走ってきているのが見えた。
凛は俺の方、つまり後ろを向いたまま歩を進めている。
このままだと確実に……轢かれる!!
俺は咄嗟に走り出して凛の腕をつかみ、引き寄せた。
凛「!?」
俺が引き寄せて凛が驚いた瞬間、車のブレーキ音が響く。
土「っぶねえ!!」
銀「危ねぇのはてめえだろ!!」
土「いや、おめーじゃねえよ。…ったく…警察なんだから安全運転しろよな、総悟。」
沖「なら土方さんがしてくだせぇ。ゆっくり煙草が吸いたいからって人に押し付けんじゃねーよ、クソ土方。」
面倒なヤツがパトカーから降りてきた…。