第12章 あなたがいるから
月「さ、凛。銀時に酌をしなんし。」
凛「う、うん…」
凛は照れながら銀時のそばへ座り、徳利を持って話しかける。
凛「銀さん、一献どうぞ。」
銀「あ、ああ…」
慌てて杯を取った。
凛が注いだ酒を飲む。
凛「いかが?」
銀「…美味い。…格別だ。」
銀時がニッと笑えば凛も嬉しそうに微笑んだ。
新「何だかんだでお似合いじゃないですか。」
神「凛ちゃん…かわいいアル…」
日「あらあら。女の子まで魅了しちゃってるわ。」
月「ふむ…次世代の日輪になるやもしれぬな…」
新「いや、何しれっと勧誘しようとしてるんですか。」
四人は側でコソコソと二人を眺めていた。