第11章 私の気持ち
桂「まあ早い話、人身売買してるというわけだ。俺の配下を潜入させているが、近々子供だけでなく女の売買も始めるらしい。」
神「女の敵アル!!銀ちゃんみたいアル!!」
銀「神楽ちゃん!?それどういう事!?」
桂「とにかく…俺一人ではどうにも力が足りぬ。銀時、手を貸してくれ。」
銀「国変えようとしてる攘夷志士が大層な慈善事業だな。」
桂「俺は国の仕組みが許せぬだけだ。国民は関係なかろう。」
銀「……違ぇねぇや。」
どうやら、渋々ながらも手を貸す気になったようだ。
銀「おい、お前ら三人は留守b…」
新「銀さんの帰りを待つだけなんて勘弁ですよ。」
すかさず新八が口を挟む。
神「新八は役に立たないかもだけど、私は違うアル。行くアルヨ。」
新「…ひどくね?」
凛はニッコリ笑って言った。
凛「私達は四人(+一匹)で万事屋でしょ?抜け駆けは無しよ。」
三人の意気込みに、銀時は呆れたように笑った。