第11章 私の気持ち
桂「誘拐事件が多発しているのだ。」
新「この小説、誘拐ネタ好きですね…」
神「もういい加減飽きたアル…」
二人とも、そこはつっこまないでくれ。
銀「誘拐だぁ?今度は誰がターゲットなんだよ。」
凛「……子供…。」
凛がボソリと呟いた。
銀「子供?」
桂「ほう…その通りだ。」
新「凛さん、なぜそれを…」
凛「最近、私が一緒に遊んでる子が減り始めたの。多くは親から止められたって話だけど…」
銀「中には消息が分からねぇ奴もいるのか。」
凛は神妙な顔で頷いた。
遊び仲間の子供達が心配しているので、凛は暇さえあれば探していたのだ。
凛「私も少し捜索してみたんだけど…何も手かがりは掴めなかったわ。」
銀「…人拐い…ねぇ…」
神「穏やかじゃないアルな。」
新「しかも抵抗出来ない子供を狙うなんて最悪ですよ。」
凛達はヅラの話の続きを聞いた。
桂「いや、だからヅラじゃない。桂d…」
いいから早く続き話せ。
桂「……はい。」