第11章 私の気持ち
この日、万事屋には珍しい客が来ていた。
銀「何の用だよ、ヅラ。」
桂「ヅラじゃない。桂だ。」
穏健派攘夷志士、かつての狂乱の貴公子だ。
銀「おめぇがウチに出入りしてたらこっちまで疑われんだよ。」
桂「それならそれでもう一度俺と手を組m…」
銀「帰れ。」
一蹴されている。
新「それで、桂さん。本題は何ですか?ただ勧誘するためだけじゃないでしょう。」
銀「んな事はどーでもいいんだよ。こいつに関わってロクな事がねぇ。今すぐお帰り願うぜ。」
桂「まあ待て、銀時。俺がいなくては今回の章の話が進まない。」
さすがヅラ小太郎。
作者事情をよく分かっている。
桂「最近、似たような事件が多発しているのは知っているか。」
神「事件アルか?そういえば最近銀ちゃんのお菓子が無くなってるネ。補充が必要アル。」
銀「それはてめぇが食ってるだけだろ!!」
神「う、ぎゃっ!!」
銀時の拳骨が神楽の頭に落とされる。