第9章 甘い香りはキケンな媚薬(銀時side)
俺は木刀を構えた。
銀「…お前らみたいなしょっぼい悪党の商売なんか知らねぇ。ただ、万事屋の…俺の大切なモンに手を出した事、死の恐怖をもって償いやがれ。」
かなりの殺気を放っていたせいか、手下共々ビビって手が震えている。
頭「な、お、男なら嬉しいモンだろぉ!?こ、この姉ちゃんもてめぇの女なんだろぉ。ならいいじゃねぇか…」
銀「本当に大切な奴には、無理矢理薬なんざ使わねぇよ!!」
そして銃を発砲される前に木刀一振りで数人吹っ飛ばす。
男「っぎゃあああああ」
男「うごっ!?」
男「なんだ!?この男!!」
男「馬鹿強ぇぇぇ!!」
かすり傷一つないまま、手下をすべて片付けた。
銀「大事のモノ守るためだったら、俺は力を惜しまねぇんだよ。…ま、殺さないだけ有り難く思えや。」
残るはただ一人。
最後の相手に向き合えば、そいつは腰を抜かしていた。
小便漏らしてらぁ…きったね。
頭「わ、悪かった!!許せ!!いや、許してください!!ほ、ほら!!薬何本でも持ってっていいから!!」
そう言ってビンを差し出す。
銀「いらねぇっつってんだろーが、アホ(バキャッベコッボガッ」
頭「ギャアッ!!」
意識を失わない程度にタコ殴りした。
その頃ちょうど新八達がマヨ達を連れて戻ってきた。