第8章 私が握る手
全員がいなくなって、銀時は凛に向き直った。
凛「銀さん、ありがとう。メッセージに気づいてくれてありがとう。」
銀「たまたまだ、たまたま。」
照れ隠しなのか、テキトーに流す。
凛「これからは…この世を頑張って生きてみるよ。私みたいな子を生み出さないように…」
銀「ああ。」
新「僕達も一緒ですよ!!」
神「凛ちゃんはもう家族アル!!」
銀「ま、そういうこった。…前向きに生きろ。」
全員の温かい言葉に、心がスッと軽くなった。
凛『皆…大好きだよ…。』
素直に心からそう思えた凛だった。