第8章 私が握る手
ドーーーーーーーン!!!!!!!
という音と共に、部屋の襖が吹っ飛ばされた。
高杉は身を起こして飛んできた襖を一太刀で斬った。
銀「高杉くーん。盛るならもっと人気の無い所にしましょーねー。」
現れたのは、銀時だった。
来「晋助サマ!!何事ッスか!?」
河「晋助、大事ないでござるか。」
神「あ、銀髪のお兄さんじゃん♪」
ゾロゾロと他の部屋にいた鬼兵隊達も現れる。
高「…ククッ…来るとは思ってたが、随分と早かったな。」
高杉は立ち上がって銀時と正面向き合った。
高杉の後ろで凛も起き上がる。
銀「親切にも凛が場所を書き残してくれていたからな。」
河「なに…あの手紙に此処の事は何も書いてないでござる。それに、晋助の事もぬしはこの女から何も聞いておらぬはず。」
神「凛ちゃんの事ならお見通しアル。」
新「凛さん、お待たせしてすいません。」
銀時の後ろから新八と神楽も現れた。